年末にお贈りする「お歳暮」。
今年1年間の感謝を示す贈り物ですが、最近は「一度も贈った事が無い」という人が増えている文化ですね…。
当社(株)米沢牛黄木がおすすめする商品と共に、意外と知らないお歳暮に関するマナーについてもご紹介します。
お歳暮の意味・由来
お歳暮とは、今年1年間の感謝と、「来年もよろしくお願いします」という気持ちを込めた、親族や知人に対する贈り物のことです。
「お歳暮」の「歳暮」とは、文字通り「年(歳)の暮れ・年末」の意味です。
元々は中国由来で、年始の行事「上元」から来ています。(他にも「中元」「下元」があり、ここから「お中元」の由来になりました)日本に伝わった「上元」と、日本本来の行事で年末年始にかけて先祖の霊を鎮める「御霊祭り」が合わさり、「お歳暮」の原型が生まれました。江戸時代の武士が年末年始に贈り物を贈る習慣が「お歳暮」として明治時代に完成したとされています。
皆様も1年間の感謝を込めて、大切な人に贈り物を贈ってみてはいかがでしょうか?
「お中元」との違い。
よく混同されがちなのが、「お中元」。
お歳暮が「年末」の時期周辺、お中元が「お盆」の時期周辺と覚えましょう。
とはいっても両者ともに中国由来であることは同じですが…。
「お中元」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「お年賀」「寒中見舞い」「余寒見舞い」との違い。
その他よく混同されるものが、「お年賀」「寒中見舞い」「余寒見舞い」の3つです。「年賀状」などで聞いたことがあるかと思いますが、「お歳暮」との違いをここに挙げます。
今日における、四者の違いがこちら。
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- 贈る意義
お歳暮:年末に贈る1年間の感謝。(今年はありがとう)
お年賀:年始に贈る今年1年の幸福記念(今年〔来年〕もよろしく)
寒中見舞い:真冬の健康を祈念。(お元気ですか?)
余寒見舞い:春近く、寒さが続く中、健康を記念。 - 時期
・歳暮:地域によって異なりますが、関東・沖縄以外はほぼ共通です。贈り先様の時期が分からない場合は、電話などで確認することをおすすめします。
関東:「12月上旬~12月20日」
関東・沖縄以外:「12月10日~12月20日」
沖縄県:「12月上旬~12月25日」
・お年賀:お正月3が日~松の内(1月6・7日頃)
・寒中見舞い:松の内明け(1月8日頃)~立春(2月4日頃)
・余寒見舞い:立春後(2月8日頃)~2月末(寒い地域の場合は3月中旬まで可) - 一般的に送る(贈る)もの
お歳暮:ギフト類(1年の感謝を示すもの)
お年賀:年賀状、ギフト
寒中見舞い・余寒見舞い:ハガキ
- 贈る意義
「お年賀」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「寒中見舞い」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「余寒見舞い」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
喪中でも贈れます。
お歳暮はあくまで「感謝」を伝えるものなので、「お祝い」ではない分、先方・当方が喪中でもお贈りすることができますが、時期をずらすなどの配慮は必要です。もし贈る際は、お祝いの気持ちを示す「のし」「水引き」はつけないようにしましょう。
ただし故人宛に直接贈ってしまうのは失礼にあたります。電話などで先様にご確認のうえ、故人のご家族様宛にお贈りするようにしましょう。
お歳暮の期間内に贈れず、遅れて贈る場合
り忘れや多忙などで期間内に「お歳暮」を贈れず、年始以降に遅れる場合には早いものから順に、「お年賀」「寒中見舞い」「余寒見舞い」となります。それぞれ上記の期間内に先様に届くようにしましょう。
お歳暮の期間内に贈れず、遅れて贈る場合
贈り忘れや多忙などで期間内に「お歳暮」を贈れず、年始以降に遅れる場合には早いものから順に、「お年賀」「寒中見舞い」「余寒見舞い」となります。それぞれ上記の期間内に先様に届くようにしましょう。
米沢牛黄木の、「お歳暮」におすすめの商品
一年の感謝を示す重要な贈り物、「お歳暮」。
お歳暮には、美味・ブランド・そしてスタミナを兼ね備えた米沢牛がぴったりです。
お歳暮になぜ黄木が選ばれるのか? 理由は三つ。
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●お歳暮におすすめの商品●
❶黄木米沢牛ギフト券(5,500円、7,700円、11,000円)(税込)
➋黄木工房詰め合せ(A) カレーハヤシシチュー各1 化粧箱入 湯せん調理 ¥3,888(税込)
❸米沢牛4種焼肉詰合せ(冷凍)計280g(肩ロース、サーロイン、カルビ、赤身 各70g)化粧箱入 ¥5,940(税込)
お歳暮の贈り物の選び方:圧倒的に食料品。喪中でも贈れます。
スイーツ、お酒、飲み物等が定番。牛肉もスタミナをつける意味で断然オススメです。
特に寒いこの時期、すき焼きかしゃぶしゃぶなどが美味しくなります。できる限り体を温めるものを贈ることをおすすめします。
贈ってはいけないNGなもの
ただし、用意してはいけないNGなものもあります。
- 刃物 (人の縁を切るイメージだから)
- 割れ物 (皿など。壊れるイメージだから)
- ハンカチ (手布〈てぎれ〉=手切れから、人の縁を切るイメージ&涙をイメージ)
- 櫛 (くし。苦、死をイメージ)
- 時計、カバン、文具など仕事をイメージさせるもの
- 靴・靴下・スリッパ(目上の人を踏みつけるイメージ)
- 4,9(死、苦)をイメージさせるもの。
- 花言葉などで縁起が悪い植物(ヒガンバナ、キク、ツバキなど)
- 下着(相手に貧しいのでは?というイメージを与える)
- 日本茶・緑茶(葬儀や法事で贈られることが多いため)
他にも、先様によって苦手なもの、アレルギーなどを持つものを贈らないよう、事前にお電話などで確認しましょう。
予算:3,000円~10,000円程度
一般的に3,000円~5,000円程度とされていますが、特にお世話になった方には6,000円~10,000円の相場でギフトを決める事が多いです。お相手との関係性によって、上記から適切な金額をお決めください。少なくとも半年間の感謝を示すお歳暮は、寒中見舞いなどより豪華にすることをおすすめします。
お歳暮の贈り方
贈り物を渡すのは、直接お渡しするのがベストですが、配送で贈る場合は期間内に届くように設定をしましょう。
メッセージカード、のしと水引
贈り物にメッセージカードを添えると、先様にお気遣いの気持ちが伝わりやすくなるのでおすすめします!
のし: 表書きは「御歳暮」「お歳暮」にしましょう。下段の名前にはフルネームの方がより便利です。2人~3人の場合は連名も可能ですが、人数が多くなる時は「外一同」や団体(組織・会社)名にしましょう。
水引:紅白・金銀で5もしくは7本の水引を使用します。結び目は「蝶結び」。結び直せるので、「何度も起こって欲しい」を意味する結び方なのが理由です。内のし、外のしどちらでも構いませんが、配送を依頼する場合、汚れないように内のしをおすすめします。
おわりに
このページが、皆様の「大切な時を、もっと美味しく」するお役に立てれば幸いです。
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