コラム

黄木のお肉を愛する料理人を尋ねる Vo.1

黄木コラム(黄木のお肉を愛する料理人を尋ねる Vo.1)

リポーター

直販事業部 伊藤一則

山形や米沢と聞くと、多くの方は「さくらんぼ」や「米沢牛」を思い浮かべるのではないでしょうか?せっかく米沢を訪れたのならば、本物の米沢牛や郷土料理を味わってみたい方も多いはずです。
今回はそんな「米沢の食文化」を堪能できる“上杉伯爵邸”をご紹介いたします。

“上杉伯爵邸“とは…?

杉伯爵邸は、明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲(もちのり)伯爵邸として建てられました。当時は敷地約5,000坪、建坪530坪という壮大な大邸宅でした。
しかし、大正8年米沢大火で類焼し焼失。大正14年に、銅板葦き、総ヒノキの入母屋づくりの建物と、東京浜離宮に依って造園された庭園が完成いたしました。
設計者は中條精一郎、施工は名棟梁江部栄蔵による作品です。かつて、鶴鳴館(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなった、文化財的価値のある邸です。

“上杉伯爵邸“の魅力の一つは料理!

昭和54年に上杉記念館と称し、市内観光の中核施設として観光客や市民に開放。主に郷土料理を提供。米沢の郷土料理の原点とも言われる上杉鷹山公の「かてもの」を味わうことができる米沢唯一の館として現在に至っています。米沢牛と郷土料理をつまみに、上杉記念館オリジナルの殿様の酒で一献いかがでしょうか。

この料理を作っているのは、上杉伯爵亭 総料理長の朝倉輝良さんです。
朝倉さんは、たくさんの郷土料理を研究し、先輩方からその伝統を受け継ぎ、この伯爵邸の料理長を務めるに至っている。 平成15年に「第一回醤油名匠」に選ばれるほどの実力の持ち主です。

この建物を訪れる沢山のお客様に、黄木のすき焼きをお召し上がり頂いております。

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