年始め、あなたはお送(贈)りするのは「年賀状」でしょうか?
それとも「お年賀」のギフトでしょうか・・・?
先様の今年一年の息災を願うため、年賀状とともにギフトを贈りましょう。
当社(株)米沢牛黄木がおすすめする商品と共に、意外と知らないお年賀に関するマナーについてもご紹介します。
お年賀の意味・由来
年始めに送るものといえば「年賀状」。
しかし、「お年賀」のギフトをお贈りすることもできます!
昔、年始めの際に行われた、神様がおわす神棚へのお供え物の習慣が「お年賀」の起源と言われています。(このお供え物のことを「御歳魂」といい、のちに「お年玉」へ変化したと伝わります。)
江戸時代には、元日に天皇に貢物をする習慣が完成し、その後目下の者から目上の者に贈るものとして、庶民にまで広まりました。
お世話になっている方に、「今年もよろしく」ギフトを贈り、1年を幸先よくスタートを切ってみてはいかがでしょうか?
「お歳暮」とは違います。
よく混同されがちなのが、「お歳暮」。
お年賀が「年末」の時期周辺、年を越してから「お年賀」となります。
また松の内を過ぎてからの贈り物は、「寒中見舞い」ついで「余寒見舞い」とするのがおすすめです。
下記にそれぞれの特徴についてまとめましたので、ご参照ください。
●贈る意義
お歳暮:年末に贈る1年間の感謝。(今年はありがとう)
お年賀:年始に贈る今年1年の幸福記念(今年〔来年〕もよろしく)
寒中見舞い:真冬の健康を祈念。(お元気ですか?)
余寒見舞い:春近く、寒さが続く中、健康を記念。
●時期
- お歳暮
地域によって異なりますが、関東・沖縄以外はほぼ共通です。贈り先様の時期が分からない場合は、電話などで確認することをおすすめします。
関東:「12月上旬~12月20日」
関東・沖縄以外:「12月10日~12月20日」
沖縄県:「12月上旬~12月25日」 - お年賀
お正月3が日~松の内(1月6・7日頃) - 寒中見舞い
松の内明け(1月8日頃)~立春(2月4日頃) - 余寒見舞い
立春後(2月8日頃)~2月末(寒い地域の場合は3月中旬まで可)
「御歳暮」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「寒中見舞い」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「余寒見舞い」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
先様の喪中に贈るのはNG。
お年賀は「お祝い」にあたるため、先様に不幸があった場合はお贈りしないのがルールになります。もし贈る場合は、松の内(1月1日~7日)を避け、「寒中見舞い」として出すことをおすすめします。
その際の宛名を、故人の名前にしては失礼にあたります。代わりにご家族のお名前にしましょう。
お年賀の期間内に贈れず、遅れて贈る場合
贈り忘れや多忙などで期間内に「お年賀」を贈れず、松の内を過ぎてしまう場合には早いものから順に、「寒中見舞い」「余寒見舞い」となります。それぞれ上記の期間内に先様に届くようにしましょう。
米沢牛黄木の、「お年賀」におすすめの商品
新しく始まる1年を祝う、重要な贈り物の「お年賀」。
お年賀には、美味・ブランド・そしてスタミナを兼ね備えた米沢牛がぴったりです。
特に、新年の干支が「丑」の時はチャンスです。米沢「牛」のギフトで、縁起を担ぎましょう!
お年賀になぜ黄木が選ばれるのか? 理由は三つ。
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●お年賀におすすめの商品●
お年賀の贈り物の選び方:干支にちなんだ贈り物がおすすめ。
お菓子、お酒、飲み物等が定番ですが、縁起を担ぐため、新年の干支にちなんだものを贈ることをおすすめします。干支のイラストが入ったもの、モチーフにしているものなどが例です。「丑」の年には牛肉がおすすめですよ!
他にも「富士、鷹、茄子」など縁起の良いものを象ったものもよく贈られます。
また寒い時期ですので、体を温めるものを贈るのもよいです。
贈ってはいけないNGなもの
ただし、用意してはいけないNGなものもあります。
- 刃物 (人の縁を切るイメージだから)
- 割れ物 (皿など。壊れるイメージだから)
- ハンカチ (手布〈てぎれ〉=手切れから、人の縁を切るイメージ&涙をイメージ)
- 櫛 (くし。苦、死をイメージ)
- 時計、カバン、文具など仕事をイメージさせるもの
- 靴・靴下・スリッパ(目上の人を踏みつけるイメージ)
- 4,9(死、苦)をイメージさせるもの。
- 花言葉などで縁起が悪い植物(ヒガンバナ、キク、ツバキなど)
- 下着(相手に貧しいのでは?というイメージを与える)
- 日本茶・緑茶(葬儀や法事で贈られることが多いため)
他にも、先様によって苦手なもの、アレルギーなどを持つものを贈らないよう、事前にお電話などで確認しましょう。
予算:1,000円~5,000円程度
一般的に2,000円~3,000円程度とされていますが、特にお世話になった方・目上の方には5,000円程度の相場でギフトを決める事が多いです。お相手との関係性によって、上記から適切な金額をお決めください。あまり高すぎても相手様を委縮させてしまうので、お気をつけて。
お年賀の贈り方
ベストなのは、年始めのご挨拶で先様のもとへ足を運び、手渡しで贈ることです。室内に入ってご挨拶する際が、お渡しのベストタイミングになります。
配送で贈ることもできますが、期間内に届くように設定することが大切です。
また、お年賀の贈り物を頂いた際のお返しは不要です。
メッセージカード、のしと水引
年賀状に少々の添え書きを記すのがよいように、贈り物にメッセージカードを添えると、先様にお気遣いの気持ちが伝わりやすくなるのでおすすめします!
のし: 表書きは「御年賀」「御年始」「新年御挨拶」「賀正」のいずれかにしましょう。堅苦しいと感じられる場合は「お年賀」「お年始」でも可能です。
下段の名前にはフルネームの方がより便利です。2人~3人の場合は連名も可能ですが、人数が多くなる時は「外一同」や団体(組織・会社)名にしましょう。
水引:紅白・金銀で5もしくは7本の水引を使用します。結び目は「蝶結び」。結び直せるので、「何度も起こって欲しい」を意味する結び方なのが理由です。内のし、外のしどちらでも構いませんが、持ち運びをする場合や配送を依頼する場合、汚れないように内のしをおすすめします。
お年賀のメッセージカード
例文
【個人様用】
新年あけましておめでとうございます。
昨年は何かとお世話になりまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで良き新年を迎えることができました。
本年も昨年同様よろしくお願いいたします。
季節の品をお届けしますので、どうかご笑納ください。
時節柄、お体には十分お気をつけください。感謝をこめて。
【法人様用】
謹んで新年のお祝いを申し上げます。
昨年は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も何卒、昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈りし、
心ばかりの品をお送りいたしました。
ぜひご笑納いただければ幸いに存じます。
甚だ略儀ではございますが、書面にて一年のお礼を申し上げます。
おわりに
このページが、皆様の「大切な時を、もっと美味しく」するお役に立てれば幸いです。
始まる年が、先様含めよりよい1年となりますよう、従業員一同、心よりお祈り申し上げます。
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