春の兆しが見え始めてきたこの頃かと思いますが、皆様には余寒お見舞い申し上げます。
ハガキでのご挨拶、というイメージの余寒見舞い。
実は、初春の無病息災を願い、ギフトを贈ることもできます!
当社(株)米沢牛黄木がおすすめする商品と共に、意外と知らない余寒見舞いに関するマナーについてもご紹介します。
余寒見舞いの意味
「余寒見舞い」とは、立春(2月4日頃)から2月末にかけて贈る、先様の初春の健康を祈って送る(贈る)、ハガキやギフトのことです。豪雪地など、3月になっても寒い地域であれば3月中旬までに出すことができます。
「お歳暮」「お年賀」「寒中見舞い」との違い。
その他よく混同されるものが、「お歳暮」「お年賀」「寒中見舞い」の3つです。「年賀状」などで聞いたことがあるかと思いますが、「余寒見舞い」との違いをここに挙げます。
今日における、四者の違いがこちらです。
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- 贈る意義
お歳暮:年末に贈る1年間の感謝。(今年はありがとう)
お年賀:年始に贈る今年1年の幸福記念(今年〔来年〕もよろしく)
寒中見舞い:真冬の健康を祈念。(お元気ですか?)
余寒見舞い:春近く、寒さが続く中、健康を記念。 - 時期
・お歳暮:地域によって異なりますが、関東・沖縄以外はほぼ共通です。贈り先様の時期が分からない場合は、電話などで確認することをおすすめします。
関東:「12月上旬~12月20日」
関東・沖縄以外:「12月10日~12月20日」
沖縄県:「12月上旬~12月25日」
・お年賀:お正月3が日~松の内(1月6・7日頃)
・寒中見舞い:松の内明け(1月8日頃)~立春(2月4日頃)
・余寒見舞い:立春後(2月4日頃)~2月末(寒い地域の場合は3月中旬まで可) - 一般的に送る(贈る)もの
お歳暮:ギフト類(1年の感謝を示すもの)
お年賀:年賀状、ギフト
寒中見舞い・余寒見舞い:ハガキ
- 贈る意義
「お歳暮」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「お年賀」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
「寒中見舞い」のおすすめギフトは、別記事をご覧ください。
余寒見舞いはギフトもおすすめ。
前述の通り、余寒見舞いはハガキの挨拶が主流ですが、ギフトもお贈りすることができます。
ただし感謝や祝福の意味を持った「お歳暮」「お年賀」とは違い、初春の寒さを気遣うのが余寒見舞いなので、温かさを感じさせるものをギフトにするのがおすすめ。
当社の米沢牛ギフトも、温かい料理のメインとしてはもちろん、スタミナをつけるという点でおすすめです!
喪中でも贈れます。
余寒見舞いはあくまで「健康を祈念」するものなので、「お祝い」ではない分、先方・当方が喪中でもお贈りすることができますが、時期をずらすなどの配慮が必要です。もし贈る際は、お祝いの気持ちを示す「のし」「水引き」はつけないようにしましょう。
ただし故人宛に直接贈ってしまうのは失礼にあたります。電話などで先様にご確認のうえ、故人のご家族様宛にお贈りするようにしましょう。
米沢牛黄木の、「余寒見舞い」におすすめの商品
余寒見舞いには、美味・ブランド・そしてスタミナを兼ね備えた米沢牛がぴったりです。
温かいすき焼き・焼肉・しゃぶしゃぶ用のお肉をお贈りし、先様の初春の健康を願いましょう。
余寒見舞いになぜ黄木が選ばれるのか? 理由は三つ。
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●余寒見舞いにおすすめの商品●
余寒見舞いの贈り物の選び方:温かいものがおすすめ。迷ったらお歳暮に贈りそうなものをチョイス。
初春の寒さを気遣う余寒見舞い。黄木の米沢牛ギフトはもちろんおすすめですが、相手のお体を気遣った、できる限り温かいものを贈るのがおすすめです。迷ったら、「お歳暮」用のギフトで考えてみるのも方法の一つです。
贈ってはいけないNGなもの
ただし、用意してはいけないNGなものもあります。
- 刃物 (人の縁を切るイメージだから)
- 割れ物 (皿など。壊れるイメージだから)
- ハンカチ (手布〈てぎれ〉=手切れから、人の縁を切るイメージ&涙をイメージ)
- 櫛 (くし。苦、死をイメージ)
- 時計、カバン、文具など仕事をイメージさせるもの
- 靴・靴下・スリッパ(目上の人を踏みつけるイメージ)
- 下着(相手に貧しいのでは?というイメージを与える)
他にも、冬の寒い時期に食べたく(使いたく)ならないようなギフトは、避けた方が良いでしょう。先様によって苦手なもの、アレルギーなどを持つものを贈らないよう、事前にお電話などで確認しましょう。
予算:一般的に3,000円~5,000円程度
お相手との関係性によって、上記から適切な金額をお決めください。
余寒見舞いの贈り方
贈り物を渡すのは、直接お渡しするのがベストですが、配送で贈る場合は期間内に届くように設定をしましょう。
メッセージカード、のしと水引
贈り物にメッセージカードを添えると、先様にお気遣いの気持ちが伝わりやすくなるのでおすすめします!
のし: 目上の方にお贈りする場合は「余寒伺い」、それ以外の方には「余寒御見舞」にしましょう。「見舞う」という言葉が上から目線、と捉えられることもあるからです。下段の名前には代表者名でも、「○○一同」でも可です。
水引:紅白・金銀で5もしくは7本の水引を使用します。結び目は「蝶結び」。結び直せるので、「何度も起こって欲しい」を意味する結び方なのが理由です。内のし、外のしどちらでも構いませんが、配送を依頼する場合、汚れないように内のしをおすすめします。
余寒見舞い 例文集
ここでは「通常の場合」と「目上の方へお送りする場合」のパターンを表示します。
【通常の場合】
この度は、余寒お見舞い申し上げます。
寒さが残る中ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私たちは、おかげさまで元気に過ごしております。
どうか、お身体に気をつけて、お過ごしください。
2024年2月吉日
【目上の方へお送りする場合】
この度は、余寒お伺い申し上げます。
厳寒の折ではありますが、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
この季節柄、何卒ご自愛くださいませ。
2024年2月吉日
おわりに
このページが、皆様の「大切な時を、もっと美味しく」するお役に立てれば幸いです。
この初春の時節柄、ご自愛のほど私たちもささやかながら祈っております。
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