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今回はステーキで有名な部位、サーロインについて解説していきます。
サーロインとは?
サーロインは、牛の背中の真ん中あたりに存在する部位の名称です。
リブロース(頭側)とランプ(尻尾側)に囲まれ、バラよりも上の位置にあります。
筋肉はありますが、比較的動きが少ない部分であるため、霜降り(脂肪)がしっかりとつきやすい部位となっています。
美味しさはもちろん、見た目の良さも重視するステーキに多く用いられる部位です。
サーロインの名前の由来
イギリスではもともと牛の腰肉全般のことを、「ロイン」と呼ばれていました。
しかし16世紀前後、当時のイギリス国王ヘンリー8世(エリザベス1世の父として有名ですね・・・)が夕食でロイン肉を食べたところ、あまりの美味しさに、「サー」の爵位を授けたといわれています。以降、特に背中肉の脂が多い部分を「サーロイン」と呼ぶようになったとか。
これはあくまでも一例で、他にもフランス語で「surlonge(上部の腰肉)」から来ているという説もあります。
サーロインの豆知識
- サーロインという部位は牛肉にのみ存在します。鶏肉はもちろん、豚肉にもありません。
- 関西では「ヘレした」とも呼ばれます。
- 英語で「Sir-Loin」、または「Strip-Loin(ストリップロイン)」とも呼ばれます
- 内側のヒレごと骨をつけてカットしたものが、「Tボーンステーキ」です。
サーロインおすすめの料理法
- ステーキ
なんといってもおすすめはステーキでしょう。形が崩れにくいことも、ステーキにしやすい部位になった理由と言えます。肉の奥深さを脂の旨味と同時に感じられるのがサーロインの良さです。脂が落ちすぎてしまい少なくなりすぎないことも、ステーキのメリットです。レア、ミディアム、ウェルダン、お好みの焼き方でお召し上がりください。 - しゃぶしゃぶ
- 網焼き
- BBQ
- 焼肉
- すき焼き
- ローストビーフ
必見! 黄木米沢牛サーロイン
おわりに
このページが、皆様の「大切な時を、もっと美味しく」するお役に立てれば幸いです。
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